記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

妄想源氏物語

源氏物語。 いわずと知れた日本が誇る、世界最古の長編小説です。 原文ではまだ少ししか嗜んだことはないのですが、与謝野晶子版、田辺聖子版、円地文子版、谷崎潤一郎版の源氏を読みました。どれも訳者それぞれの個性が楽しめる訳で、興味深く読むことができすと思います。(名作といわれる瀬戸内寂聴版は残念ながら未読です。) でも。 数ある訳本はあれど、あたしは「あさきゆめみし」が一番親しみがわくかなあ、えへ。 この大作をマンガにしようと試み、見事に成功した大和和紀さんに拍手を送りたいと思うのです。源氏物語がとっつきにくいとお考えのかたは、一度読んでみてください。 で、これは源氏物語を読んでからずっと頭を離れない妄想です。妄想なので、とりとめはアリマセンので念のため。
あの世があるとすれば、源氏物語の登場人物はそこでどのように暮らしたかということです。特にあたしがあの世とか、死後の世界を信じているわけではないのですが、妄想ですから許してください。 まず桐壺帝。源氏のパパね。 桐壺帝は、桐壺の更衣を最後まで忘れられなかったと思います。ふたりは、早くに亡くなりましたが、あの世で中睦まじく暮らしたのではないでしょうか。これは異論があるひとはいないでしょ? 次は六条の御息所。彼女は生霊となって人を殺めてしまうほどに源氏を愛しましたが、この世を去った後は、そういう怨念から解き放ってあげたい気がします。東宮妃であったのですから、東宮さまと仲良くして心安らかに暮らしてくれるといいなあと思います。 三宮はあの世では、意外と柏木と仲良くてしそう(三の宮があまり好きではないので、適当~)。 さて源氏の君は、あの世で誰と仲良く暮らしたでしょうか。つまり、誰を一番愛したでしょうか。 藤壺?それとも紫の上? あたしは、源氏は結局は長く連れ添った紫の上を一番愛したのではないかと考えています。藤壺は、永遠の憧れの人ではありますが、幼いころから自分の手でいつくしみ育て、苦楽をともにした紫の上が一番大切だったのではないかと。彼女亡き後、源氏の院が抜け殻のようになってしまい、何を見るにつけても紫の上を思い出し、そのたびに悲嘆にくれていたことからも、最愛のひとであったということが分かると思います。 キルケゴールの言うが如く、絶望は死に至る病。 あたしは、紫の上を絶望のうちに死なせた源氏を本当に本当に許せないのですけれど、(大和源氏はいまわの際の彼女に、救いのあるせりふを与えていますが、原文にはそういった解釈めいたことは書いてありません。また、源氏の腕の中ではなく、明石の中宮に看取られながら、はかなくこの世を去ります)死後の世界で紫の上が源氏と仲良くするならそれはそれでいいのではないかと思うようになりました。紫の上が幸せになってくれれば、それでいいの。 そうすると、藤壺がかわいそうに思えてならないのです。源氏物語のなかで一番悲しくて孤独のは藤壺だと。 桐壺帝は桐壺の更衣と、源氏は紫の上と添い遂げるとしたら、藤壺の女院は、ひとりぼっちです。 でも輝く日の宮は、王命婦とゆっくり昔語りでもしながら優雅に過ごしていればいいかな。うんそれが平和でいいね。 あ、忘れていましたが、明石の方。 彼女は…うーん。明石の中宮とか、入道さんとか尼君とか、血縁と仲良くしといてもらえばいいか(これまた適当だなっ) あたしは時々、いろいろな源氏ネタで妄想炸裂してしまうのですが(たいがいが紫の上寄りの偏った見方)、他にも「マイ妄想源氏」があるというかたは、コメントくださればありがたく拝見しますm(_ _)m 長文を読んでいただき、ありがとうございました。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

アクセスねこカウンター

プロフィール

ハチミツねこ

Author:ハチミツねこ
DIONのLOVOLOGから引っ越してまいりました。
どうかよろしくお願いいたします。

メールフォーム

ハチミツねこへのメッセージはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。